京都信用金庫のおすすめ融資制度を解説!「ここから、はじまる」がお勧めな理由とは?
- 山本 VentureForward
- 2024年5月1日
- 読了時間: 4分

京都でこれから会社設立をする方にとって、資金調達に悩んでいる方もいるかもしれません。その時におすすめしたいのが京都信用金庫です。京都信用金庫では「ここから、はじまる」という融資制度を用意し、起業家を支援しています。
京都信用金庫の融資制度「ここから、はじまる」とは?
利用者の状況に合わせた柔軟な貸付方法
まず、この制度の最大の特徴は、事業の段階に合わせて柔軟に資金を提供してくれる点です。
創業間もない時期は「当座貸越」という形で運転資金を借り入れることができ、この期間は毎月の返済負担がありません。
事業が軌道に乗ってきたら、「証書貸付」に切り替えて計画的な返済を始められます。つまり、事業の成長に合わせて無理のない資金計画が立てられるのです。
負担の低い低金利な融資
また、金利面でも創業者に優しい設計になっています。
一定の業績条件を満たせば、金利は1.2%〜1.5%と優遇されます。
加えて、経営者保証は原則不要、担保も通常は不要とされており、保証・担保面での負担も軽減されています。
利用する際の注意点とは?
融資の対象となるのは、京都信用金庫の営業エリア内で新規に創業する方、または創業して2期の確定申告が済んでいない方です。
融資金額は所要資金の80%以内までと定められています。
他の金融機関や融資制度と比較した時の魅力とポイント
「ここから、はじまる」が他の金融機関や、融資制度と大きく異なるのは、元本返済据置き期間の長さと金利の低さです。
元本返済据置き期間とは、借入後に元本の返済を開始するまでの猶予期間のことを指します。
「ここから、はじまる」では、この据置き期間が最長約2年半と設定されています。
一般的に、創業融資の据置き期間は数ヶ月から1年程度が相場ですから、2年以上の据置き期間があるのは非常に珍しいと言えます。
この長い据置き期間があることで、創業者は返済の重圧無しに事業に専念できます。
なにより、先程もご紹介しましたが、1.2%という低い固定金利が適用されます。
創業融資の金利は通常2%前後が一般的ですから、それと比べても格段に低い水準と言えるでしょう。
申込みから審査までの流れ
「ここから、はじまる」の利用を検討されている方は、以下の流れに沿って手続きを進めていきます。
まず、最寄りの京都信用金庫の支店に電話で連絡を入れ、アポイントを取ります。
当日は、借入申込書や業態書、事業計画書といった必要書類を受け取りますので、指定された項目を漏れなく記入していきます。
書類の準備ができたら、再度支店を訪問し提出します。後日、担当者や支店長との面談が行われ、事業内容や資金計画についてのヒアリングがあります。
面談後、京都信用金庫の審査部門で融資の可否が検討されます。審査を通過すれば、いよいよ融資の実行となります。
事業計画書の作成ポイント
融資審査において重要なのが、事業計画書の内容です。
「ここから、はじまる」専用の事業計画書では、事業内容と3年分の収支計画を詳細に記載する必要があります。
特に、収支計画の数字は融資後の金利に直結するため、慎重に検討する必要があります。
あまりに高望みな数字を出してしまうと、計画未達の場合に金利が上昇してしまうリスクがあるのです。
したがって、事業計画書には、確実に達成可能な現実的な数字を示すことが肝要です。
そのためには、市場調査を入念に行い、売上や費用の根拠を明確にしておく必要があります。
京都信用金庫の支店はどこにある?
京都信用金庫は、京都府を中心に幅広いネットワークを持っており、京都市内だけでも100店舗以上があります。
本店は、以下となっています。
京都信用金庫 本店
住所:〒600-8005 京都市下京区四条通柳馬場東入立売東町7番地
電話番号:075-211-2111
また、京都市以外にも支店がたくさんあり、府外の大阪府、滋賀県などにも広くネットワークを展開しています。
近くに京都信用金庫の支店がない場合でも、お客様の創業する地域で担当者が応対できる場合もありますので、一度いずれかの支店にご確認ください。
京都信用金庫の支店は以下から検索して頂けます。
会社設立時の融資でお困りの際は丸岡稔宏税理士事務所にご相談下さい。
融資の申込みは、そのハードルの高さから一人で進めるのが難しいと感じる方も多いかと思います。事業計画書の作成は特に専門的な知識が問われますから、経験豊富な専門家のサポートを受けることをおすすめします。
当事務所では、京都信用金庫への創業融資を検討されている方に、無料の初回相談を行っております。
事業計画書の添削から、京都信用金庫への紹介、面談の立ち合いまで、全力でサポートいたします。
京都で新たに事業を始めたいとお考えの方は、ぜひ一度当事務所の門をたたいてみてください。
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